憲法24条

明けましておめでとうございます。

今年も京都で除夜の鐘を聞きながらの年越し。

でも、例年より寒く感じるなぁ〜。年取ったのかなぁ・・・?

昨年末、現日本国憲法の草案に尽力されたベアテさんが亡くなった。

彼女は戦前に日本に在住し、開戦直前に渡米、終戦後連合国軍総司
令部の一員として日本に戻ってきた。

憲法草案の人権小委員会で、憲法24条 男女の平等を創案し、憲法9条
の草案にも尽力した女性・・・。

彼女の死が残念でならない。

第2次世界大戦後に連合国軍総司令部(GHQ)の一員として日本国憲法の草案作成に携わり、男女平等などの条文を盛り込んだベアテ・シロタ・ゴードンさんが昨年12月30日、膵臓(すいぞう)がんのためニューヨークの自宅で死去した。89歳だった。追悼式などは後日行う。

 長女のニコルさんによると、最期の言葉は日本国憲法に盛り込まれた平和条項と、女性の権利を守ってほしい、という趣旨だった。献花などを希望の場合は代わりに、憲法9条を守るため、作家の大江健三郎さんらが結成した「九条の会」に寄付してほしいという。

 1923年、オーストリア生まれ。著名ピアニストだった父のレオ・シロタさんが東京音楽学校の教授に就任したことをきっかけに29年に来日し、幼少期を日本で過ごした。 朝日デジタル 1月1日

日本の男女平等度は135カ国中101位と、独裁国家に迫る順位。

晦日自民党憲法草案の危険性を書いたが、草案を書いた官僚も
国会議員も戦争の悲惨さと真正面から向き合ったことが無いのだろう。

日本国憲法は世界に誇るべき憲法であり、私たちは現憲法にこそ
誇りを持つべきだ。

金のためなら何でもやる、後生の事も世界のことも考えない
そんな日本人に成り下がらないためにも、この機会に現日本国
憲法をもう一度読み直して見るのも良いかもしれない。