この責任は誰がとるのか

愛知県は5日、岡崎市内の幼稚園の給食に使う乾燥シイタケから、1キロ当たり1400ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。県によると、シイタケは茨城県産。先月までに計30キロが同市の幼稚園と豊橋市の店に販売された。幼稚園では既に消費されており、県は豊橋市に回収を指示した。岡崎市は「被ばく線量は少量で、健康被害は想定できない」としている。
 県によると、豊橋市の業者が仕入れた後、加工業者を経て、今年1〜3月に同市の卸業者に販売された。3キロ(6袋)は岡崎市の幼稚園に、残る27キロ(54袋)が豊橋市の店に売られた。 4月5日 時事通信

しなくとも良い体内被曝を、幼い子ども達にさせてしまった責任は誰がとるのか?

桜の季節になり、身も心も心地よい季節になってきたが、放射性物質はそんなの関係ない。量は減ったといえ、今も原発からは1日当たり1億ベクレル程度の放射性物質が飛散していると考えられている(正しいかどうかは別として)。

1年が過ぎ、被災地以外では平穏な日々に戻っているが
忘れてはならないのが、東電原発事故由来の放射性物質北日本・関東全域に残っているという事。

関西方面に行くと、驚くほど原発事故の関心が薄れているが、今回の愛知県の例でも分かるように、気をつけていないと知らないうちに内部被曝させられている可能性がある。

新基準値になったので安心して下さい。なんて言われても、全量検査はしていないし、産直品なんてノーチェック。観光気分で、産直品は新鮮で安いからいいわ、なんていいながら買っている人がテレビに写ったりすると、子どもには食わせるなよっと毎回テレビに喋ってしまう。

内部被曝に関しては、現在進行形で大規模疫学調査中であることを肝に銘じて子ども達を守らなければ、近い将来とんでもない事態に陥る事もありえる。
国や加害企業は、どんな事態になっても責任を取らない。日本はそう言う国だと割り切って、自己責任で子ども達を守るしかない・・。

自分たちの地域は放射能とは関係が無いと思わず、常に心の片隅に置きながら、これは食べても(食べさせても)大丈夫?と気にして欲しい。

今日ももう一つ。

ついに政府民主党は大悪党に化けた。

すでにメディアが報道しているが、大飯原発再稼動のための「暫定安全基準」ってなんだよ。

ベント時に汚染を最小限にするためのフィルターもなければ、重要免震棟も無い、原発へのアクセス道は海岸沿いの1本のみ。
今までこんな欠陥だらけの原発が稼動していた事も驚きだが、その欠陥原発を再稼動ありきでゴリ押しし始めた政府民主党は、国民の安全よりも経済最優先の

          大悪党

に成り下がった。

4月6日 栃木市 午前10時半

SE社製 M4 0.152μSv/h(6分間平均値)

エステー製 AC 0.08μSv/h

Medcom社 CRM100 0.124μSv/h

*晴れ・西風微風・高さ1m


4月5日 栃木市 午後3時

SE社製 M4 0.161μSv/h(6分間平均値)

エステー製 AC 0.08μSv/h(2回測定平均値)

Medcom社 CRM100 0.134μSv/h

*晴れ・南西の風強め・高さ1m