DIAMOND online 特別リポート

http://diamond.jp/articles/-/11970

チェルノブイリ原発事故から25年、いまだに高い放射線が計測されている。
ナタリア・マンズロヴァ(Natalia Manzurova)氏へのインタビューは、チェルノブイリ事故が旧ソ連政府により意図的に過小評価されてきた可能性を示している。

リポートの最後で彼女が訴えるメッセージは、現在の福島県の人々へそのまま当てはまる。

 国民にとって大切なのは政府発表を鵜呑みにするのではなく、自ら学び、考え、主体的に判断をして行動することである。

先日行われた、福島県内の公立小中学校校庭の放射線量を見てもなお放射能汚染地域から自分たちの子供を避難させようとしない、親や家族が数多くいる事に、驚きを隠せない。

政府・東電の暫定基準値は、あくまで「暫定」である。
気が付けば、放射線許容量が1ミリシーベルトから20倍の20ミリシーベルトにされ、内部被曝も考慮されていない。