東京新聞 飯館村の記事 

3月22日の東京新聞こちら特報部」の記事

飯館村・帰宅困難区域ルポは、現状そのもの。できれば連載ルポ
にして欲しい。

先月18日に私が飯館村を訪れた時、政府や自治体公表の放射線
と私が実測した放射線量が違うとブログに書いた。
この時、私は実測値を書かなかったが、東京新聞では9μSv/hの
測定値を写真付きで載せていた。

私が訪れた時、飯館村役場のモニタリングポストは概ね0.5μSv/h
を示していたが、どちらが正しいのか。

私の持参したCRM100・AC-S・M4の3機種では、CRM100とM4を使用し
地面近くで測定(役場ではなく、別の施設の植え込み)すると、
5〜10μSv/hを示した。高さ1mの空間線量で2〜5μSv/h程度だった
ので、巨額な税金を投入して除染を試みても、おそらく徒労に終わる。

手抜き除染やピンハネ問題など、事業自体にも数多くの問題点が
ある。事故の矮小化を目論む政府と東電、そして原子力ムラの住人は
飯館村に入って現状を直視し、人の心を取り戻せ。


今日はもう一つ。

東京新聞の同じページに「社会時評」というコーナーがある。この
社会時評、中でも作家の高村薫氏の文章は、ストレスを発散させて
くれるほど、小気味よく権力構造を批判している。
残念ながらこの回で高村氏は降板になるが、東京新聞は日曜版などで
継続して彼女の連載コラムを載せて欲しいと思うのは私だけだろうか。



最近の空間線量測定値

3月24日 午8時半 栃木市

エステー社製 AC-S 0.13μSv/h

Medcom社製 CRM100 0.138μSv/h

*曇り 弱い東風 高さ20cm

エアカウンターSに何かあったのか?


3月23日 午前9時半 栃木市

エステー社製 AC-S 0.07μSv/h

Medcom社製 CRM100 0.168μSv/h

*晴れ 弱い東風 高さ20cm


3月22日 午後1時半 栃木市

エステー社製 AC-S 0.10μSv/h

Medcom社製 CRM100 0.198μSv/h

*晴れ 弱い南風 高さ20cm