大気中の放射性物質

大気中にこれだけの放射性物質を含むホコリやチリがあるのであれば、もう少し調査を進めるべきだと思う。
県の施設で出た調査結果であれば、福島県として調査をしない訳にはいかない。

だけど、おそらく福島県は知らんぷりする。

この検査結果が正しければ、セシウムだけではなく他の放射性物質も飛散している可能性が高い。
郡山市でこの数値が出るのであれば、福島市やその他の地域でも確実に検出される。

福島県内でマスクをしている人はほとんどいない。事故直後は子ども達もマスクをしていたが時間の経過とともに、内部被曝の怖さを忘れ始めている。

大気中の放射性物質の有無は、簡易的にではあるが自動車のエアフィルターを使って検出ができる。

私も自分の車で時々チェックするが、栃木県南部を主に走っている車ではAC-SもCRM100もM4も反応しない。

セシウム濃度を検証 県農業総合センター

農作物を乾燥させた加工食品の一部から高濃度の放射性セシウムが検出されている問題で、ちりやほこりが舞いやすい条件下で乾燥させると濃度が高まることが分かった。

29日、県農業総合センターが郡山市で開いた試験研究成果説明会で発表した。

柿などの農作物は乾燥すると水分がなくなり重量が軽くなるため、1キロ当たりの放射性物質の濃度が高くなる。

ただ、想定を大きく上回る放射性物質が検出されるケースもあるとして調査した。

センターが中通りの6カ所から取れたダイコンを使い、切り干し大根を作る過程で実験した。

ダイコンを乾燥機で元の重量の20分の1程度に乾かしても検出限界値以下だった。

しかし、センター内の軒下などで乾燥させた結果、最大で1キロ当たり3421ベクレルの放射性セシウムが検出されたという。

センターは、空気中のちりやほこりが付着したことが濃度を高めた原因と結論付けた。

濃度が高いものほど、ちりの付着が多かったという。

KFB福島放送 2012年10月30日 09時55分配信
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201210303

今日の空間線量測定値

11月1日 午前9時半 栃木市

エステー社製 AC-S 0.07μSv/h

Medcom社製 CRM100 0.162μSv/h

*曇り 南西の風微風 高さ20cm
今日は測定台を変更しました。