検査結果をこっそり出す
福島県内の子ども達に行っている甲状腺検査。先日、福島県のHPにこっそり出ていた。
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/240911siryou2.pdf
前回の発表では、検査対象者の約36%の子ども達に甲状腺にのう胞が見つかっていたが、今回は約43%の子ども達にのう胞が見つかった。
この件に関して、福島県や山下俊一氏は、相変わらず問題ないレベルとコメントしている。
↑9月15日に書いた「検査結果3」でも紹介しています。
ちなみに・・、甲状腺検査で甲状腺がんが見つかったことについて、調査を担当する県民健康管理調査検討委員会の鈴木真一福島医大教授は「内部被ばくのあったチェルノブイリ事故でさえ甲状腺がんは発生まで最短で4年。本県では広島や長崎のような高い外部被ばくも起きていない。事故後1年半しか経過していない本県では、放射線の影響とは考えられない」と東京電力福島第一原発事故の影響を否定している。
甲状腺ガン発症まで、最短で4年?
この大学の先生方は本当に楽観論者ばかりでいらっしゃる。
被曝量も違えば、その後の生活状況もまったく違うのであれば、最短で4年など言えるはずない。
チェルノブイリ原発事故時も、5年後から急激に発症し始めただけで、事故翌年から甲状腺異常の子どもが少しずつ出始めていた事は知られている。
すでに児童(年齢等は公表されず)1名が、甲状腺ガンであると発表された。
次回の検査結果以降、これ以上異常なデータが出始めれば、隠蔽工作を始めるかも・・・。
マスメディアは、くだらない政局の話題ばかりだが少しはまともに報道したらどうか?
それとも、大口スポンサーの電力業界の悪口は報道できないのか・・・。ジャーナリスト魂を見せてみろ!
伊達市立小国小学校の排水溝付近で500μSv/hを計測したという情報が、写真入りで流れている。
この小学校は、今も普通に開校されている学校との事だが、こんな場所で子ども達が学校生活をしていれば影響が出て当たり前だ。
もし、原発事故無かった状態でこんな放射線量が計測されれば大騒ぎになり、大事件になったはずだが、今では殆ど見向きもされない。
今日の空間線量測定結果
9月21日 午後1時 栃木市
エステー製 AC-S 0.06μSv/h
Medcom社製 CRM100 0.137μSv/h
*くもり 南西微風 高さ30cm