許されざる行為

4つ前のブログで秘密保全法案の危うさについて書いたが、今日(3月16日)の東京新聞でこの法案メモに関しての記事があった。

秘密保全法制に関する政府の有識者会議の事務局を担当する内閣情報調査室(内調)が、職員のメモを破棄していた。同会議の議事録が未作成だった事は発覚済み。野田政権が成立をもくろむ秘密保全法案の策定過程は、秘密のベールに包まれている。3月16日 東京新聞 一部抜粋

この秘密保全法案、その策定過程も秘密とは恐れ入った。正直、洒落にもならない。

原発事故をめぐり原子力災害対策本部の議事録も無い、政策決定過程の議事録なんて必要ないと言わんばかりだ。

事務方である官僚が議事録を作らなかったり、録音もせず職員のメモを破棄したり、もうやりたい放題。
何せこの法案が出来れば、官僚天国は磐石。絶対に通したい法案なんだろうな。

でも、これは公務員として職務をこなしておらず、民間企業なら免職、良くて左遷だ。
そもそも、公務員法/職務規定等に抵触しないのか?国民の知る権利を蔑ろにした事は間違いないのだから、担当部署は全員懲戒解雇にするべきだろう。

民主党は先の選挙で、天下りを根絶し透明性のある政治を声高らかに公言していた。にも関わらず、何だこれは。

この行為がどれほどの危険性を内包しているか、民主党の議員は考えた事があるのか?

この問題に唯一食い下がったのは、社民党福島瑞穂党首だけだったという。

この民主党政権、善人面した大悪党かもしれない。


3月16日 栃木市 午後2時

SE社製 M4 0.151μv/h(6分間平均値)

エステー製 AC 0.09μSv/h(3回測定平均値)

Medcom社 CRM100 0.138μSv/h

*晴れ・南西微風・高さ1m