原発メディア監視 高額の天下り財団落札

資源エネルギー庁が、メディアの原発報道を監視してきた問題で2010年度の事業受託者は、4者の入札で最低価格を提示した民間企業ではなく、2番目に高い価格を示した(中略)財団法人「エネルギー総合工学研究所」が落札した。入札は価格と技術の両面で評価する「総合評価方式」で行われた。(中略)事業終了後に財団が資源エネルギー庁に提出した実績報告書を見ても「新聞・インターネット情報を収集・分析した」と書いてあるだけで具体的な実績記録は無かった。東京新聞 9月17日 一部抜粋

新聞社に提供された資料は殆ど黒塗りで、その黒塗り部分の公表は、同研究所の利益を害するとのこと。

お手盛りし放題で、もう呆れたという言葉では言い表せない、失望感を食らった。

東電は、直接的被害者に補償金をなるべく払わないようにするため、複雑な請求書を請求するし、原発シンポの賛成意見は「やらせ」ばかりだし。

中央省庁の官僚は適当な天下りを作ってピンはねする公益法人を作るのにだけ汗水流すし。

電気料金3年間の期間限定値上げの裏で、社員の賞与
が復活?現在の賞与50%カットでも生ぬるい。
中小民間企業では、賞与無しがここ何年も続くところが
多いことをどう思うのか。

全社員の賞与全てと給与の50%を弁済と補償にあて
なければならないほど、重大な事故を起したにも関わらず、どこまで殿様気分なんだ・・・。

復興増税?その前に、ピンハネ専門の天下り公益法人
を壊滅させることが先決だろう。

危険が指摘されながら「原発でシビアアクシデントは、起こりない」という幻想を世間に振りまき、危険を指摘してきた専門家の意見を握りつぶしてきた、東電と国の責任は本当に重い。