埼玉県川口市が独自の放射線量基準を作った

川口市の算定基準が良く分からないが、国の暫定基準よりは低く、子供を守ろうとする姿勢は評価できる。共同通信のミスなのか分からないが、年間被曝限度の数値と1時間当たりの放射線量が合わない・・・。
(21日になって詳細が出てきました。ICRPの年間許容限度と放医研が出している、自然界からの年間被曝量と宇宙線による被曝を考慮した数値です。)

年間20ミリシーベルトの基準では子供を守ることが出来ないと判断した結果、独自に基準を設定した川口市は偉い。本来であれば、栃木県や茨城県も独自基準を打ち出して、国と対等に渡り合うべきだろう。地方分権を声高に叫びながら、こんなときに国に頼るのであれば、地方分権など絵に描いたもちだ。

 埼玉県川口市の岡村幸四郎市長は20日、年間の放射線量の被ばく限度を1・64ミリシーベルトとする暫定基準値を独自に定めたと発表。市長は「自治体では初めての取り組みではないか」としている。同市によると、国の統一基準が示されない中、保護者が市に不安を訴えており、独自に定めた。1時間当たりに算出すると0・31マイクロシーベルト。超えた場合は市立幼稚園や保育園、小中学校での屋外の活動時間制限も。6月20日 共同通信