政府はどっちを向いているのか?

 東京電力福島第一原子力発電所の事故について、政府が国際原子力機関IAEA)に提出する報告書の全容が7日明らかになった。

 報告書は、破損した1〜3号機の原子炉圧力容器の底部から溶融した核燃料が漏れ出し、格納容器内に堆積している可能性を指摘した。

 格納容器まで溶けた核燃料が落下する現象は「メルトスルー」(原子炉貫通)と呼ばれ、「メルトダウン」(炉心溶融)を上回る最悪の事象。これまで圧力容器底部で、制御棒の貫通部などが破損し、高濃度の放射性物質を含む汚染水が漏出したことは明らかになっていたが、政府が公式にメルトスルーの可能性を認めたのは初めて。

 また報告書は、原子力安全規制の行政組織が縦割りで、国民の安全を確保する責任が不明確だったと認め、原子力安全・保安院経済産業省から独立させ、原子力安全委員会なども含めて、体制を抜本的に見直す方針なども打ち出した。2011年6月7日 読売新聞

メルトダウンからメルトスルーへ。IAEAに言われて報告書提出?総額100億円以上かけて作った放射能拡散予想システムSPEEDIIAEAの要請が終了したから、公表も終了した。

いったい政府は国民を何だと思っているのか?

3月下旬に、強い放射能雲が南風に乗って神奈川から東京に飛来した時も、SPEEDIを公表しなかった政府だから、低線量被曝の大規模疫学調査対象程度なのかもしれない。当時、しっかりとSPEEDIを公表していればしなくとも良い被曝を避けることができた人は大勢いたはずにも関わらず「パニックになる」という理由で非公開にしてきた。

国民をバカにするのもいい加減にしてくれ!

こんな怪しい政府に税金を巻き上げられると、本当に
頭にくる。

増税だ?国民と向き合うことも出来ない死に体政府が
増税議論などおこがましい!