学校等における安全基準、3.8μシーベルト/時は誰が決定したのか。

昨日紹介した、「文部科学省発 放射能を正しく理解するために」でも使用されていた子供の安全基準の根拠があまりにも不透明である事が分かった。是非、下の動画を見て欲しい。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1012
少し長い映像だが、文部科学省が出している安全基準の根拠が不明瞭な事が分かる。現在国が出している安全基準があてにならないという事だろう。

助言をしたという原子力安全委員会では、議事録があるかどうかさえ怪しい。

また、今回の基準のもとになったというICRPは、放射線被曝は、低線量であっても影響がある事を認めている。

出席した官僚は係長なので、実質作業の実働部隊と考えて良い。にもかかわらず、どの質問に対しても明確な回答が出来ないということは、自ら考えずにICRPの基準を拝借して、その最高値を使用したからだろう。

出席した官僚たちは、私と同い年くらいだろうから子育て中の人もいるだろう。自分の子供を福島で育てる勇気はあるのかを問いたい。

また、福島県内で子供を育てている保護者は、この状況を踏まえて、子供たちをどうするのか真剣に考えて欲しい。「国が安全って言っているから大丈夫だ」では、済まされない。
 
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/21/1305089_2.pdf#search=文部科学省 放射線を正しく理解するために'
文部科学省が出している、学校向けの通達。どうしてこのような通達が出るのか?

http://smc-japan.org/?p=1627
近藤誠氏(慶応義塾大学医学部放射線科講師)による低線量被曝の人体への影響について。
この中で、近藤氏は文部科学省の出しているしきい値説を根拠とした発がん率の間違いを指摘している。


http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/svh-652a.html
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
http://homepage3.nifty.com/fukurou-no-kai/
グリーン・アクション
http://www.greenaction-japan.org/
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
http://www.jca.apc.org/mihama/