この国の憂い

安倍晋三率いる政府与党の国会議員は、本当に戦争を始めたいようだ。

戦後70年が過ぎて、近代史を学ばないバカなお坊ちゃまの思い込みと妄言によって、戦争前夜のような状況になりつつある。

百田尚樹は 沖縄の新聞2社を潰してしまえ と気勢をあげ、40名に上る自民党若手議員は、 政府批判をするメディアはけしからん、広告費を出さないように経団連に圧力を掛けろ と大合唱。


大日本言論報国会、ここに復活と言っても過言ではないようだ。

アベノミクスの眩惑に騙されたアホな有権者も、そろそろ気づき始めたか?

集団的自衛権を今国会で通して、本気でアメリカと一緒に戦争始めるつもりだよ、安倍晋三は。

安倍晋三のバックに誰がいるのか分からいが、しっかり裏から手をまわしている狡猾さ。本当に怖い。

国立大学の人文社会学系学部の廃止・縮小が進められている。


         出典:東京新聞 2015年6月25日

安倍晋三が無理強いする集団的自衛権行使について反対声明を出した大学教員は、ほとんどが人文社会学系だ。

人口減少が進む中、大学教育を理工系に傾倒し人社系は廃止へとつなげようとしている。

これは、大きな間違いだ。

理工系の学生にこそ、基礎教育として哲学・倫理学が必要なのは、理工系の学生と話をしていると良くわかる。

マッドサイエンティストにさせないためにも、大学教育の土台に人社系教育は必須だ。

自民党と官僚によるわが世の春を謳歌するために、目の上のたんこぶである人社系学部を廃止する事は絶対に許されない。

自分たちがすべて正しいと思い込み上から目線の、政府与党。

秘密保護法も施行され、マイナンバーで国民のプライバシーも丸裸。

徴兵制も夢じゃない。

国民の声を聴かなくなった彼らを退場させるには、次の選挙が最後のチャンスだろう。